愛知県

今後30年以内に
震度5強以上の揺れに
見舞われる確率

愛知県の地震リスク

74.5%

愛知県に被害を及ぼした主な地震

発生年月日 地震名 マグニチュード
(M)
主な被害
1946年12月21日
(昭和21)
南海地震 8.0 死者10人、負傷者19人、住家全壊75棟。
2004年9月5日
(平成16)
紀伊半島南東沖 7.4 負傷者7人。
2009年8月11日
(平成21)
駿河湾 6.5 負傷者3人。

愛知県及び周辺の
主要活断層と海溝で起こる地震

地震 マグニチュード 地震発生確率
(30年以内)
海溝型地震
南海トラフ 南海トラフで発生する地震 8~9クラス 70%~80%
内陸の活断層で発生する地震
木曽山脈西縁断層帯 主部 (南部) 6.3程度 0%~4%
阿寺断層帯 主部 (北部) 6.9程度 6%~11%

日本で起こる
地震のタイプ

地球の表面は、海や陸など十数枚に分かれた厚さ数10〜200kmのプレート(岩盤)で覆われています。海の下では新しいプレートが生まれ、年間数cmの速さで広がって陸のプレートに押し寄せます。海のプレートは陸のプレートより重いため、その下に入り込みます。この圧力によってプレートにひずみがたまり、それが限界に達すると、亀裂が入ったり大きく動いたりします。これが「プレート境界で発生する地震」(図1)です。地震が起こるとひずみはいったん解放されますが、プレートの動きは一定なので、定期的にひずみがたまって地震は繰り返されます。

プレート境界で発生する地震
図1:プレート境界で発生する地震

また、プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、「沈み込むプレート内の地震」(図2)と、「陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)」(図3)があります。陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。

沈み込むプレート内の地震
図2:沈み込むプレート内の地震
陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)
図3:陸のプレートの浅いところで
発生する地震(陸域の浅い地震)