富山県

今後30年以内に
震度5強以上の揺れに
見舞われる確率

富山県の地震リスク

24.1%

富山県に被害を及ぼした主な地震

発生年月日 地震名 マグニチュード
(M)
主な被害
2007年3月25日
(平成19)
平成19年能登半島地震 6.9 負傷者13人。
2007年7月16日
(平成19)
平成19年新潟県中越沖地震 6.8 負傷者1人。
2023年5月5日
(令和5)
石川県能登地方 6.5 負傷者1人(令和5年6月7日現在、消防庁調べ)。

富山県及び周辺の
主要活断層と海溝で起こる地震

地震 マグニチュード
(M)
地震発生率
(30年以内)
内陸の活断層で発生する地震
糸魚川−静岡構造線断層帯 北部(小谷−明科)区間 7.7程度 0.009%~16%
中北部(明科−諏訪湖南方)区間 7.6程度 14%~30%
境峠・神谷断層帯 主部 7.6程度 0.02%~13%

日本で起こる
地震のタイプ

地球の表面は、海や陸など十数枚に分かれた厚さ数10〜200kmのプレート(岩盤)で覆われています。海の下では新しいプレートが生まれ、年間数cmの速さで広がって陸のプレートに押し寄せます。海のプレートは陸のプレートより重いため、その下に入り込みます。この圧力によってプレートにひずみがたまり、それが限界に達すると、亀裂が入ったり大きく動いたりします。これが「プレート境界で発生する地震」(図1)です。地震が起こるとひずみはいったん解放されますが、プレートの動きは一定なので、定期的にひずみがたまって地震は繰り返されます。

プレート境界で発生する地震
図1:プレート境界で発生する地震

また、プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、「沈み込むプレート内の地震」(図2)と、「陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)」(図3)があります。陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。

沈み込むプレート内の地震
図2:沈み込むプレート内の地震
陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)
図3:陸のプレートの浅いところで
発生する地震(陸域の浅い地震)