静岡県

今後30年以内に
震度5強以上の揺れに
見舞われる確率

静岡県の地震リスク

81.0%

静岡県に被害を及ぼした主な地震

発生年月日 地震名 マグニチュード
(M)
主な被害
2009年8月11日
(平成21)
駿河湾 6.5 死者1人、負傷者319人。住家半壊6棟。
2011年3月11日
(平成23)
平成23年東北地方太平洋沖地震 9.0 負傷者3人(令和3年3月1日現在、消防庁調べ)。
2011年3月15日
(平成23)
静岡県東部 6.4 負傷者48人(平成23年3月17日、静岡県危機管理部調べ)。

静岡県及び周辺の
主要活断層と海溝で起こる地震

地震 マグニチュード
(M)
地震発生率
(30年以内)
海溝型地震
相模トラフ プレートの沈み込みに伴うM7程度の地震 7程度
(6.7~7.3)
70%程度
南海トラフ 南海トラフで発生する地震 8~9クラス 70%~80%
内陸の活断層で発生する地震
富士川河口断層帯 8.0程度 10%~18%

日本で起こる
地震のタイプ

地球の表面は、海や陸など十数枚に分かれた厚さ数10〜200kmのプレート(岩盤)で覆われています。海の下では新しいプレートが生まれ、年間数cmの速さで広がって陸のプレートに押し寄せます。海のプレートは陸のプレートより重いため、その下に入り込みます。この圧力によってプレートにひずみがたまり、それが限界に達すると、亀裂が入ったり大きく動いたりします。これが「プレート境界で発生する地震」(図1)です。地震が起こるとひずみはいったん解放されますが、プレートの動きは一定なので、定期的にひずみがたまって地震は繰り返されます。

プレート境界で発生する地震
図1:プレート境界で発生する地震

また、プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、「沈み込むプレート内の地震」(図2)と、「陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)」(図3)があります。陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。

沈み込むプレート内の地震
図2:沈み込むプレート内の地震
陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)
図3:陸のプレートの浅いところで
発生する地震(陸域の浅い地震)