沖縄県
今後30年以内に
震度5強以上の揺れに
見舞われる確率
沖縄県の地震リスク
48.8%
出典:「全国地震動予測地図2020年版」(地震調査研究推進本部)
https://www.jishin.go.jp/evaluation/seismic_hazard_map/shm_report/shm_report_2020/
沖縄県に被害を及ぼした主な地震
発生年月日 | 地震名 | マグニチュード (M) |
主な被害 |
---|---|---|---|
1960年5月23日 (昭和35) |
チリ地震津波 | 9.5 | 死者3人、負傷者2人、建物全壊28棟。 |
1966年3月13日 (昭和41) |
台湾東方沖 | 7.8 | 与那国島で被害。死者2人、家屋全壊1棟。 |
2010年2月27日 (平成22) |
沖縄本島近海 | 7.2 | 負傷者2人。 |
出典:「都道府県ごとの地震活動」(地震調査研究推進本部)
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/
沖縄県及び周辺の
主要活断層と海溝で起こる地震
地震 | マグニチュード (M) |
地震発生率 (30年以内) |
|
---|---|---|---|
海溝型地震 | |||
日向灘及び 南西諸島海溝 周辺 |
日向灘(ひとまわり小さい地震) | 7.0~7.5程度 | 80%程度 |
与那国島周辺(ひとまわり小さい地震) | 7.0~7.5程度 | 90%程度以上 | |
南海トラフ | 南海トラフで発生する地震 | 8~9クラス | 70%~80% |
出典:「都道府県ごとの地震活動」(地震調査研究推進本部)
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/
日本で起こる
地震のタイプ
地球の表面は、海や陸など十数枚に分かれた厚さ数10〜200kmのプレート(岩盤)で覆われています。海の下では新しいプレートが生まれ、年間数cmの速さで広がって陸のプレートに押し寄せます。海のプレートは陸のプレートより重いため、その下に入り込みます。この圧力によってプレートにひずみがたまり、それが限界に達すると、亀裂が入ったり大きく動いたりします。これが「プレート境界で発生する地震」(図1)です。地震が起こるとひずみはいったん解放されますが、プレートの動きは一定なので、定期的にひずみがたまって地震は繰り返されます。
また、プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、「沈み込むプレート内の地震」(図2)と、「陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)」(図3)があります。陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。
出典:「特集 地震を知って地震に備える!」(内閣府) https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h21/05/special_02.html
出典:気象庁「地震発生の仕組み」 https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/jishin/about_eq.html