大分県

今後30年以内に
震度5強以上の揺れに
見舞われる確率

大分県の地震リスク

86.5%

大分県に被害を及ぼした主な地震

発生年月日 地震名 マグニチュード
(M)
主な被害
1968年4月1日
(昭和43)
1968年日向灘地震 7.5 負傷者1人。
1975年4月21日
(昭和50)
大分県中部 6.4 一部の地下水、温泉に変化。負傷者22人、住家全壊58棟。
2016年4月14日〜
(平成28)
平成28年熊本地震 6.5(4月14日)
7.3(4月16日)
死者3人、負傷者34人、住家全壊10棟、住家半壊222棟(平成31年4月12日、消防庁調べ)。

大分県及び周辺の
主要活断層と海溝で起こる地震

地震 マグニチュード
(M)
地震発生率
(30年以内)
海溝型地震
南海トラフ 南海トラフで発生する地震 8~9クラス 70%~80%
日向灘及び
南西諸島海溝
周辺
日向灘(ひとまわり小さい地震) 7.0~7.5程度 80%程度
与那国島周辺(ひとまわり小さい地震) 7.0~7.5程度 90%程度以上

日本で起こる
地震のタイプ

地球の表面は、海や陸など十数枚に分かれた厚さ数10〜200kmのプレート(岩盤)で覆われています。海の下では新しいプレートが生まれ、年間数cmの速さで広がって陸のプレートに押し寄せます。海のプレートは陸のプレートより重いため、その下に入り込みます。この圧力によってプレートにひずみがたまり、それが限界に達すると、亀裂が入ったり大きく動いたりします。これが「プレート境界で発生する地震」(図1)です。地震が起こるとひずみはいったん解放されますが、プレートの動きは一定なので、定期的にひずみがたまって地震は繰り返されます。

プレート境界で発生する地震
図1:プレート境界で発生する地震

また、プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、「沈み込むプレート内の地震」(図2)と、「陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)」(図3)があります。陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。

沈み込むプレート内の地震
図2:沈み込むプレート内の地震
陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)
図3:陸のプレートの浅いところで
発生する地震(陸域の浅い地震)