香川県

今後30年以内に
震度5強以上の揺れに
見舞われる確率

香川県の地震リスク

78.7%

香川県に被害を及ぼした主な地震

発生年月日 地震名 マグニチュード
(M)
主な被害
1707年10月28日
(宝永4)
宝永地震 8.6 死者28人、家屋倒壊929棟、丸亀城破損。五剣山の一峰崩落。津波被害あり。(地震調査委員会、2009)
1854年12月23日
1854年12月24日
(安政元)
安政東海地震
安政南海地震
いずれも
8.4
死者5人、負傷者19人、家屋倒壊2,961棟。(地震調査委員会、2009)
1946年12月21日
(昭和21)
昭和南海地震 8.0 死者52人、負傷者273人、住家全壊317棟。

香川県及び周辺の
主要活断層と海溝で起こる地震

地震 マグニチュード
(M)
地震発生率
(30年以内)
海溝型地震
南海トラフ 南海トラフで発生する地震 8~9クラス 70%~80%
日向灘及び
南西諸島海溝
周辺
日向灘(ひとまわり小さい地震) 7.0~7.5程度 80%程度
安芸灘~伊予灘~豊後水道 6.7~7.4程度 40%程度

日本で起こる
地震のタイプ

地球の表面は、海や陸など十数枚に分かれた厚さ数10〜200kmのプレート(岩盤)で覆われています。海の下では新しいプレートが生まれ、年間数cmの速さで広がって陸のプレートに押し寄せます。海のプレートは陸のプレートより重いため、その下に入り込みます。この圧力によってプレートにひずみがたまり、それが限界に達すると、亀裂が入ったり大きく動いたりします。これが「プレート境界で発生する地震」(図1)です。地震が起こるとひずみはいったん解放されますが、プレートの動きは一定なので、定期的にひずみがたまって地震は繰り返されます。

プレート境界で発生する地震
図1:プレート境界で発生する地震

また、プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、「沈み込むプレート内の地震」(図2)と、「陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)」(図3)があります。陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。

沈み込むプレート内の地震
図2:沈み込むプレート内の地震
陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)
図3:陸のプレートの浅いところで
発生する地震(陸域の浅い地震)