青森県

今後30年以内に
震度5強以上の揺れに
見舞われる確率

青森県の地震リスク

27.4%

青森県に被害を及ぼした主な地震

発生年月日 地震名 マグニチュード
(M)
主な被害
1994年12月28日
(平成6)
平成6年三陸はるか沖地震 7.6 死者3人、負傷者783人、住家全壊72棟(被害は本震と最大余震を合せたもの)。
2003年9月26日
(平成15)
平成15年十勝沖地震 8.0 負傷者1人。
2011年3月11日
(平成23)
平成23年東北地方太平洋沖地震 9.0 死者3人、行方不明者1人、負傷者110人、住家全壊308棟、住家半壊701棟(令和3年3月1日現在、消防庁調べ)。

青森県及び周辺の
主要活断層と海溝で起こる地震

地震 マグニチュード
(M)
地震発生率
(30年以内)
海溝型地震
日本海溝沿い 青森県東方沖及び岩手県沖北部(ひとまわり小さいプレート間地震) 7.0~7.5程度 90%程度以上
青森県東方沖から房総沖にかけての海溝寄り Mt8.6~9.0 30%程度
沈み込んだプレート内の地震 7.0~7.5程度 60%~70%

日本で起こる
地震のタイプ

地球の表面は、海や陸など十数枚に分かれた厚さ数10〜200kmのプレート(岩盤)で覆われています。海の下では新しいプレートが生まれ、年間数cmの速さで広がって陸のプレートに押し寄せます。海のプレートは陸のプレートより重いため、その下に入り込みます。この圧力によってプレートにひずみがたまり、それが限界に達すると、亀裂が入ったり大きく動いたりします。これが「プレート境界で発生する地震」(図1)です。地震が起こるとひずみはいったん解放されますが、プレートの動きは一定なので、定期的にひずみがたまって地震は繰り返されます。

プレート境界で発生する地震
図1:プレート境界で発生する地震

また、プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、「沈み込むプレート内の地震」(図2)と、「陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)」(図3)があります。陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。

沈み込むプレート内の地震
図2:沈み込むプレート内の地震
陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)
図3:陸のプレートの浅いところで
発生する地震(陸域の浅い地震)