秋田県

今後30年以内に
震度5強以上の揺れに
見舞われる確率

秋田県の地震リスク

34.4%

秋田県に被害を及ぼした主な地震

発生年月日 地震名 マグニチュード
(M)
主な被害
1983年5月26日
(昭和58)
昭和58年日本海中部地震 7.7 津波と強い揺れによる被害。死者83人、負傷者107人、建物全壊757棟、同流失52棟。
2011年3月11日
(平成23)
平成23年東北地方太平洋沖地震 9.0 負傷者11人(令和3年3月1日現在、消防庁調べ)。
2019年6月18日
(令和元)
山形県沖 6.7 負傷者28人、住家半壊11棟(令和元年12月10日現在、消防庁調べ)。

秋田県及び周辺の
主要活断層と海溝で起こる地震

地震 マグニチュード
(M)
地震発生率
(30年以内)
海溝型地震
日本海溝沿い 青森県東方沖及び岩手県沖北部(ひとまわり小さいプレート間地震) 7.0~7.5程度 90%程度以上
宮城県沖(ひとまわり小さいプレート間地震) 7.0~7.5程度 90%程度
宮城県沖(宮城県沖の陸寄りの地震) 7.4前後 70%~80%

日本で起こる
地震のタイプ

地球の表面は、海や陸など十数枚に分かれた厚さ数10〜200kmのプレート(岩盤)で覆われています。海の下では新しいプレートが生まれ、年間数cmの速さで広がって陸のプレートに押し寄せます。海のプレートは陸のプレートより重いため、その下に入り込みます。この圧力によってプレートにひずみがたまり、それが限界に達すると、亀裂が入ったり大きく動いたりします。これが「プレート境界で発生する地震」(図1)です。地震が起こるとひずみはいったん解放されますが、プレートの動きは一定なので、定期的にひずみがたまって地震は繰り返されます。

プレート境界で発生する地震
図1:プレート境界で発生する地震

また、プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、「沈み込むプレート内の地震」(図2)と、「陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)」(図3)があります。陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。

沈み込むプレート内の地震
図2:沈み込むプレート内の地震
陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)
図3:陸のプレートの浅いところで
発生する地震(陸域の浅い地震)