北海道

今後30年以内に
震度5強以上の揺れに
見舞われる確率

北海道の地震リスク

14.1%

北海道に被害を及ぼした主な地震

発生年月日 地震名 マグニチュード
(M)
主な被害
2003年9月26日
(平成15)
平成15年十勝沖地震 8.0 死者1人、行方不明1人、負傷者849人、家屋全壊116棟。
2011年3月11日
(平成23)
平成23年東北地方太平洋沖地震 9.0 死者1人、負傷者3人(令和3年3月1日現在、消防庁調べ)。
2018年9月6日
(平成30)
平成30年北海道胆振東部地震 6.7 死者43人、負傷者782人、住家全壊469棟、住家半壊1,660棟(平成31年4月1日現在、消防庁調べ)。

北海道及び周辺の
主要活断層と海溝で起こる地震

地震 マグニチュード
(M)
地震発生率
(30年以内)
海溝型地震
千島海溝沿い 根室沖 7.8~8.5程度 80%程度
ひとまわり小さいプレート間地震(色丹島沖及び択捉島沖) 7.5程度 90%程度
日本海溝沿い 青森県東方沖及び岩手県北部(ひとまわり小さいプレート間地震) 7.0~7.5程度 90%程度以上

日本で起こる
地震のタイプ

地球の表面は、海や陸など十数枚に分かれた厚さ数10〜200kmのプレート(岩盤)で覆われています。海の下では新しいプレートが生まれ、年間数cmの速さで広がって陸のプレートに押し寄せます。海のプレートは陸のプレートより重いため、その下に入り込みます。この圧力によってプレートにひずみがたまり、それが限界に達すると、亀裂が入ったり大きく動いたりします。これが「プレート境界で発生する地震」(図1)です。地震が起こるとひずみはいったん解放されますが、プレートの動きは一定なので、定期的にひずみがたまって地震は繰り返されます。

プレート境界で発生する地震
図1:プレート境界で発生する地震

また、プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、「沈み込むプレート内の地震」(図2)と、「陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)」(図3)があります。陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。

沈み込むプレート内の地震
図2:沈み込むプレート内の地震
陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)
図3:陸のプレートの浅いところで
発生する地震(陸域の浅い地震)