徳島県

今後30年以内に
震度5強以上の揺れに
見舞われる確率

徳島県の地震リスク

83.2%

徳島県に被害を及ぼした主な地震

発生年月日 地震名 マグニチュード
(M)
主な被害
1854年12月23日
1854年12月24日
(安政元)
安政東海地震
安政南海地震
いずれも
8.4
牟岐で死者20人、橘で家屋流失134棟など。
1946年12月21日
(昭和21)
昭和南海地震 8.0 死者・行方不明者211人、負傷者665人、住家全壊1,076棟、家屋流失536棟。
1955年7月27日
(昭和30)
徳島県南部 6.4 死者1人、負傷者8人。山崩れが随所で発生。

徳島県及び周辺の
主要活断層と海溝で起こる地震

地震 マグニチュード
(M)
地震発生率
(30年以内)
海溝型地震
南海トラフ 南海トラフで発生する地震 8~9クラス 70%~80%
日向灘及び
南西諸島海溝
周辺
日向灘(ひとまわり小さい地震) 7.0~7.5程度 80%程度
安芸灘~伊予灘~豊後水道 6.7~7.4程度 40%程度

日本で起こる
地震のタイプ

地球の表面は、海や陸など十数枚に分かれた厚さ数10〜200kmのプレート(岩盤)で覆われています。海の下では新しいプレートが生まれ、年間数cmの速さで広がって陸のプレートに押し寄せます。海のプレートは陸のプレートより重いため、その下に入り込みます。この圧力によってプレートにひずみがたまり、それが限界に達すると、亀裂が入ったり大きく動いたりします。これが「プレート境界で発生する地震」(図1)です。地震が起こるとひずみはいったん解放されますが、プレートの動きは一定なので、定期的にひずみがたまって地震は繰り返されます。

プレート境界で発生する地震
図1:プレート境界で発生する地震

また、プレートの内部に力が加わって発生する地震が、プレート内の地震です。プレート内の地震には、「沈み込むプレート内の地震」(図2)と、「陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)」(図3)があります。陸域の浅い地震は、プレート境界で発生する地震に比べると規模が小さい地震が多いですが、人間の居住地域に近いところで発生するため、大きな被害を伴うことがあります。

沈み込むプレート内の地震
図2:沈み込むプレート内の地震
陸のプレートの浅いところで発生する地震(陸域の浅い地震)
図3:陸のプレートの浅いところで
発生する地震(陸域の浅い地震)